本校では、1年生を対象にリクルートの「進路適性診断」を実施しました。この診断は、生徒一人ひとりの興味・関心や性格の傾向をもとに、「向いているかもしれない仕事や学問」を提案してくれるもので、生徒が将来を考えるきっかけとなる貴重な機会です。
診断を受けた生徒たちは、自分がこれまで知らなかった職業や学問分野と出会うことができ、「こんな仕事もあるんだ」「この分野、意外と自分に合っているかも」といった新しい発見をしていました。適性診断を通じて将来の選択肢を広げ、自分自身の可能性に気づくきっかけとなったようです。
あわせて活用したのが「未来辞典」というコンテンツです。ここには、現在社会で活躍している社会人たちのリアルな声が紹介されています。どんなきっかけでその進路を選んだのか、どんな仕事をしていて、どんなやりがいを感じているのか。また、その仕事を通じて実現したい夢や解決したい社会課題についても語られており、生徒たちにとっては「将来を自分ごととして考える」ヒントが詰まった資料となりました。
高校時代は進路を考え始める大切な時期です。今回の診断を通じて、生徒たちが「まだ知らない可能性」に目を向け、自分の未来にわくわくしながら進路を考えるきっかけになってくれたことを願っています。
同じ時間に2年生では適性診断・学校研究を行いました。
自分の性格や適性を客観視し、どんな職業や学校が自分に合っているのかを知り、その学校について詳細な情報を調べました。学校調べでは学校詳細比較シートを使い、建学の精神やカリキュラム、初年度の納入金まで調べ、複数の学校を比べながら楽しく知ることができました。
本校では1年次から継続して上級学校調べを行っているため、生徒たちは知らなかった学校でもポイントを押さえて調べることができていました。これを機に、今まで視野に入れていなかった分野や学校にも興味を持って、可能性を広げていってほしいです。