講義では「オペラント条件づけ」についても学びました。これは、行動がその結果によって強化されたり弱化されたりするという考え方で、特に「正の強化」は、望ましい行動の直後に良いことが起こることで、その行動が増えるという原理です。
グループワークでは、2つの具体的なケースをもとに考察を行いました。1つ目は「スタッフに乱暴な言葉を使う患者さん」、2つ目は保育園で「困っている児童への関わり方」でした。どちらのケースも、感情に流されず、行動の背景やきっかけに注目することで、適切な対応が見えてくることを学びました。