今年も、東京医療保健大学の荻原雄一先生による恒例の出張授業が実施されました。
対象は看護・医療系の2年生で、「医療時事」の授業内にて年間8時間にわたり行われています。
荻原先生の授業は、医療現場の実情や専門職の役割を深く理解する貴重な機会となっており、生徒たちは毎回真剣な表情でメモを取りながら耳を傾けています。
今回の講義では、「リハビリ職を正しく理解する」「看護職を正しく理解する」といった職種理解に加え、「幼児期・児童期・思春期・青年期・中年期の心性」や「精神~うつ病と双極性障害の理解」など、発達心理や精神疾患に関する内容も含まれており、医療人として必要な幅広い知識を学ぶことができました。特に精神疾患に関する講義では、患者との関わり方や支援の在り方について深く考えるきっかけとなり、生徒たちの関心も高まっていました。
毎年、この授業を通じて東京医療保健大学への進学を志す生徒がおり、今回の学びが大学での専門的な学びへとつながることを確信しています。今後もこのような実践的かつ意義深い授業を継続していきたいです。