かながわ・ゆめ・みらいに参加しました!
2025/12/14(日)
12月14日(日)湘南学院高校で開催されたかながわ・ゆめ・みらいに、本校の1、2年生が参加しました。 

かながわ・ゆめ・みらいとは高校生が企画・運営する、神奈川県に関わる社会課題解決のためのディスカッションイベントです。当日は自分たちが調べたことをスライドにまとめ、参加した人に向けて発表します。そこで提起した問題に対してディスカッション、ゲーム形式やKJ法など様々な方法を用いて意見を出し合う探究活動です。 

本校からは看護と薬学の分野で参加し、それぞれ「脳死を役立つ死として扱うべきか」「日本はなぜ臓器提供でオプトイン方式を採用しているのか」「子どもが飲みやすい薬とは(医薬品添加物について)」というテーマで研究・発表を行いました。 
参加した生徒は夏休み前から準備を始め、大学の先生をはじめとした専門家にお話を伺って疑問を解消し、実験なども用いながら自身の考えや研究を深めていきました。 

他校の生徒と打ち合わせや練習を重ね、当日はテーマに近い分野の研究をされている専門家の方にアドバイスをいただけるなど、生徒にとって大変貴重な経験となりました。 

このような探究活動を通して、生徒たちは一つの答えを覚えるのではなく、自ら問いを立て、調べ、考え、発信する力を身につけていきます。こうした経験は、総合型選抜や学校推薦型選抜など、上級学校の入試においても大きな強みとなります。 

また、社会課題や専門分野に触れることで、自分の興味や関心に気づき、将来について考える際の視野を広げることにもつながります。今回参加した生徒たちも、探究を重ねる中で「なぜ学ぶのか」「将来どのように社会と関わりたいのか」を主体的に考える姿が見られました。 

本校では、生徒一人ひとりが興味のあることを見つけ、それを深く調べ、自分の言葉で表現できるようになるまで、教員が丁寧にサポートしています。次年度入学生より始まる「未来探究プログラム」でも、今回のような実践的な学びを通して、生徒の可能性をさらに広げていきます。 

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