薬物乱用防止講座を実施しました
2025/12/17(水)
 12月10日(水)、高校3年生を対象に「薬物乱用防止講座」を実施しました。
 学校薬剤師の先生をお招きし、薬物と医薬品の違いや、薬物乱用が心身や社会生活に及ぼす深刻な影響についてご講演いただきました。
 近年、若者を中心に問題となっている違法薬物だけでなく、市販薬や処方薬であっても誤った使い方をすれば薬物乱用につながることを、具体的な事例を交えて説明していただきました。
 講演では、実際に、薬を用いた事例も実演していただき、薬の正しい服用方法や用量・用法を守ることの重要性が非常に分かりやすく伝えられました。また、「一度くらいなら大丈夫」「みんなが使っているから」という安易な気持ちが、取り返しのつかない結果を招く可能性があることについても強調され、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
 いよいよ卒業が近づき、社会人として、あるいは大学生として新たな環境に踏み出す3年生にとって、自分自身の健康を守る判断力と責任感がこれまで以上に求められます。今回の講座を通して薬物に関する正しい知識を身に付けるとともに、誘惑や誤った情報に流されず適切な行動を選択する力の大切さを、改めて学ぶ良い機会となりました。
 今回学んだことを今後の生活に生かし、心身ともに健やかな日々を送ってほしいと思います。

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